テクノフェスタまでの道のり①
テクノフェスタも無事に終わり、ひとまずほっとした気持ちです。テクノフェスタでは、たくさんの方が「なごらぼ」のブースに足を運んでくれました。私たちが開発したロボットに興味を持ってもらい、ありがとうございます。
今日は、テクノフェスタに出展したロボットについて紹介します。ロボットはRaspberryPiを使って開発しました。RaspberryPiと言ってもテクノフェスタで使用した物以外にも他にも色々な種類があります。
【RaspberryPi3 modelB+】
テクノフェスタのロボット操作体験教室で使用したRaspberryPiです。大きさは名刺とほぼ同じサイズです。だいたい、3500円ほどで購入できます。
【RaspberryPi zero W】
RaspberryPi zeroはフリスクサイズです。こちらは8月に開催した「ロボット教室」で使用しました。金額は2000円程度です。
大きさを比較するとご覧の通りです。
RaspberryPi zeroはフリスクで作成したケースをつくりました。RaspberryPi3は名刺ケースでケースを手作りできたらと考えてます。
RaspberryPiはRaspbianというLinux系のOSを使用してます。あまり聞いたことが無いという方もいると思いますが、インターネット検索で利用するには十分です。RaspberryPi zeroはインターネット検索に時間がかかります。RaspberryPi3は、zeroに比べると早いのでRaspberryPi3をお勧めします。
少し、RaspberryPiの説明が長くなってしまいましたが、このコンピューターを使って「ジンベイザメ」のロボットを開発しました。プログラミング言語はPython3を使用しています。
ロボットの足は、TAMIYAの昆虫シリーズのプラモデルを使用しました。
6足歩行で前進、後退、右折、左折ができます。このプラモデルのモーターをモータードライバーを使ってRaspberryPiで制御します。
昆虫のプラモデルはコントローラーに電池をセットし動かしますが、今回はロボットを作る為にコントローラーを切ります。その為、モーターを動かす為の電池は電池ボックスを配線します。
ロボットの口にはアンプとスピーカーを配線して作ります。自作スピーカーですが、思ったよりきれいな音がでます。緑の小さな基盤がアンプです。
耳と目にはWebカメラを使用しました。小さな穴はマイクです。マイクはロボットの耳となり、カメラはロボットの目となる部分です。
以上のパーツを配線しロボットにしていきます。配線にはブレッドボードとジャンパー線を使います。ブレッドボードは小さな穴がたくさんある白い板です。カラフルな線がジャンパー線です。
ブレッドボード中には鉄の板が並んでおり、ジャンパー線を挿して配線していきます。
今回はパーツの紹介までとします。次回は、組み立て作業の紹介です。