①音声合成のライブラリーは各種提供されています。
Pythonが提供しているライブラリーとしてpyttsx3があります。ただし、このライブラリーは他者が提供している以下のライブラリーを利用するものとなり、raspberry piの環境では日本語以外の言語しか提供されていないので、今回日本語ではOpenJtalkを利用しています。
SAPI5(Windows)
NSSpeechSynthesizer(Mac)
espeak(Linux/Raspberry piのOS)
※SAPI5やNSSpeechSynthesizerは日本語の対応があります。
➁ライブラリのインストール(仮想環境にインストールします。)
sudo pip install pyttsx3
sudo apt-get install espeak
②音声データのリストを確認して利用する音声データを確定します。
espeak –voices
今回は「english」を利用することにします。
➂プログラムを作成します。[TextToSpeech_pyttsx3.py]
④プログラムを実行します。
sudo python TextToSpeech_pyttsx3.py
・英語でThis is a pen.と聞こえたらOKです。
※Raspberry Pi上のAudio Device Settingsのサウンドカードが「USB Speaker」をデフォルトにしていないと音声を認識しない事があります。
※参考サイト https://pyttsx3.readthedocs.io/en/latest/