沖縄の季節と動植物について

 沖縄の季節

気温
沖縄県は1年を通じて気温があたたかく、真冬でも10度以下になることはめったにありません。1年の平均気温は23.1度で、最高気温が30度を超える日が年平均で100日以上になる年もあります。また、那覇市では、平均気温が20度をこえる月が、8カ月も続きます。
降水量
那覇市を基準とした年間降水量は約2040ミリです。月平均降水量も100ミリを下回ることがなく、他の県とくらべても降水量の多い地域です。特に5月から9月にかけては、梅雨や台風の影響で雨が多く降ります。
沖縄の台風
台風の通り道にあたることから、6~10月の間、沖縄には年平均で7~8回も台風が近づきます。その多くは7~9月に集中しており、長時間にわたって風雨が吹き荒れ、大きな被害が出ることもあります。

 沖縄の動植物

動物
沖縄の中でも、特に珍しい動物が住んでいる地域が、ジャングルでおおわれた西表島と、やんばるとよばれる沖縄本島北部です。大昔のままの自然が今でも残っているこれらの地域には、たくさんの動物たちのほか、イリオモテヤマネコやノグチゲラ、ヤンバルクイナ、ヤンバルテナガコガネなどのように、世界中でここだけにしかいない、めずらしい動物たちがひっそりと生きのびています。

植物
沖縄は植物も豊富で、ハイビスカスをはじめ、デイゴやブーゲンビレア、パインアップルに似た実をつけるアダンなど、2000種以上が見られるといわれています。特に沖縄本島北部や八重山の島々、南北の大東島などでは、よその県にはないめずらしい種類の植物も数多く見ることができます。

やんばる
やんばるとは沖縄本島の北部地域のことです。ここは海岸まで森林が続く場所で、大昔からほとんど変わらない深い森の中では、たくさんの生きものたちが生きています。世界中でここにしかすんでいないヤンバルクイナやノグチゲラ、ヤンバルテナガコガネなどは、こどもたちのアイドルです。

やんばるの文化と行事

 1月 
・八重岳さくらまつり/本部町
・名護さくらまつり/名護市
・NAGOハーフマラソン/名護市
 7月 
・旧盆/各地
・海洋博公園花火大会/本部町
・名護夏まつり/名護市

 2月 
・プロ野球春季キャンプ
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名護市(日本ハム)、宜野座村(阪神)

・ホエールウォッチング/恩納村

 8月 
・エイサー/各地
・名護市長杯争奪
 全島ハーリー大会/名護市
 3月 
・東村つつじ祭り/東村
 9月 
・豊年祭/各地
 4月 
・伊江島ゆり祭り/伊江村
・清明祭(シーミー)/各地
 10月 
・やんばるの産業まつり/名護市
・伊平屋ムーンライトマラソン/伊平屋村
 5月 
・羽地ダム鯉のぼり祭り/名護市
 11月 
・ツール・ド・おきなわ/各地
 6月 
・海神祭/各地

 12月 
・カヌチャ スターダストファンタジア/名護市