5.3.2.2.motor_drv.pyをBrainAction.pyへ組み込む

Raspberry piからモーターを制御できるようになりましたので、このプログラムをBrainAction.pyに組み込みます。

 

1)Dialogflowの修正

①Entities/action_selfの追加

動きを制御するEntityとして前後/左右のEntityを登録します。

このEntityはIntentに登録した際に利用し、動きを制御するキーワードとしてプログラムで利用することから、取り扱いしやすいように英語表記で登録します。synonymsは日本語を含めて通常通り登録しておきます。

②Intents/Action_selfへのフレーズの追加

~Training phrasesを追加します。

足の動きの指示は赤枠の部分となります。「下げてください」、「上げてください」、「振ってください」は手の動きとなります。手を作るの章でプログラムを作成しますが、先に登録していても問題ありません。

~Response登録します。

正常にフレーズが認識された場合には、「了解しました。」と返すようにします。

 

2)BrainAction.pyの修正

Dialogflowの修正に伴い、プログラムの修正を行います。

①モーター制御のプログラムを利用できるように、motor_drv.pyのインポート処理を追加します。

➁BrainAction.pyの下記の部分を修正します。(仮置きしていたプログラムを今回のDialogflowの登録に合わせて修正しています。)

修正前

修正後

NagoRobo_Main.pyを動かし、「前進」「右」「左」などのDialogflowに登録しているフレーズを言って、「了解しました。」とロボットが発声し、モーターが動いていることが確認できればOKです。

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